e新エネ開発、日仏で促進
- 2015.01.29
- 情勢/国際
公明新聞:2015年1月29日(木)付
山口代表らがダナ大使と懇談
公明党の山口那津男代表は28日、衆院第2議員会館でティエリー・ダナ駐日フランス大使と懇談した。これには上田勇国際委員長、岡本三成国際局次長の両衆院議員が同席した。
ダナ大使は、地球温暖化対策を話し合う国際会議(COP21)が、12月にパリで開かれることに触れ、日本の取り組みを尋ねた。山口代表は「日本は省エネ技術の発展で、二酸化炭素(CO2)削減で成果を出してきた」と強調した。
また山口代表は、東京電力福島第1原発事故の影響から、国内の原発が安全審査のために全て停止し、国内の電力需要を火力発電などで支えている事情を説明。「夏までに新しいエネルギー政策を決め、それに基づいてCOP21に参加したい」と述べた上で、水素燃料など新エネルギーの開発へ、日仏両国で技術協力していきたいと要望。ダナ大使も賛同した。
このほかダナ大使は、中国、韓国両国と日本の関係改善の見通しを質問。山口代表は、自民、公明両党と中国共産党との政党間交流が続けられてきたことを紹介し、「現在は途絶えているが、その復活が当面の目標だ」と答えた。