e強い農業へ議論深める
- 2015.02.12
- 情勢/社会
公明新聞:2015年2月11日(水)付
山口代表 参院選挙制度の改革急げ
公明党の山口那津男代表は10日午前、国会内で記者会見し、政府が示した農業改革の骨格案のうち、全国農業協同組合中央会(JA全中)が農協改革案を受け入れたことについて、「農協のこれまで果たしてきた役割や自主的な改革の姿勢などを尊重しながら議論を重ねてきた。ようやくコンセンサス(合意)ができたことは一歩前進だ」と評価した。
その上で、「この改革は農業の競争力を高め、農家の所得を向上させる強い農業をつくるという目的で議論してきた」と指摘。今後の具体的な法制に向けて、「党内でより一層議論を深め、国民的な議論と理解を求めていくことが大切だ」との考えを示した。
一方、参院選挙制度改革について、2016年参院選までの抜本改革に向け「周知期間も含めて対応することになれば、具体的な制度化、法律の成立を急がなければならない」と述べた。