eコラム「北斗七星」

  • 2015.02.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月13日(金)付




消費者庁のホームページを開くと「リコール情報サイト」というコーナーがある。リコールとは製品に欠陥があるとき、企業(生産者)が公表して製品を回収・修理することで、乗用車のリコールは広く知られている。同コーナーには企業からの欠陥報告のあった電化製品、子ども向け商品などが並んでいる◆"火災発生""ボタン電池の誤飲"など、使い続けると起こる可能性の高い危険性を告知し、回収・無償修理を企業が呼びかけている。こんなにも多くの欠陥製品があるのかと驚かされる◆「生活者の利益を第一に考え、行動します」という視点から2009年に発足した消費者庁。こうした国民に歓迎される取り組みをさらに拡大してもらいたい。ただ、告知の文章は少々難解。イラストや写真を多用して一目で分かるようにする工夫がほしい◆"生活者のために"という視点は公明党議員の行動規範。一昨年、10年に一度という台風が日本に来襲した深夜、東京の大型団地の一角に一人の公明党議員がいた。倒れて道路をふさいだ大木を、地域の人たちと懸命に切っていた◆区に撤去を依頼したが倒木被害が多数あり朝になるとの返答。交通事故が心配と議員は自ら撤去に着手したという。日々、立党精神を胸に行動する公明党議員の姿を胸を張って語っていきたい。(爽)

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