eアフリカの安定へ協力
- 2015.02.16
- 情勢/国際
公明新聞：2015年2月14日（土）付
山口代表ら ペコ南ア大使と懇談
公明党の山口那津男代表は13日、衆院第2議員会館で南アフリカ共和国のモハウ・ペコ大使と懇談した。岡本三成衆院議員、杉久武参院議員が同席した。
山口代表は、一昨年6月に横浜市で行われた「第5回アフリカ開発会議」に触れ、日本は「人間の安全保障」を掲げてアフリカの開発・安定に向けて投資活動を進めていく方針だと紹介。一方で、アフリカではエボラ出血熱の流行や、イスラム系過激派組織による混乱が続いていることについて、「国際社会と連携してテロとの戦いを進め、医療や食料、感染症予防など、人道支援も継続していきたい」と強調した。
ペコ大使も、一部の過激派組織がアフリカで勢力拡大を図っていることに危機感を示し、「日本の技術はアフリカの安定に貢献するだろう」として、両国の関係強化を訴えた。
また、山口代表は、今秋に開かれる国連総会で、日本が安全保障理事会の非常任理事国に選出される見通しであることに言及。日本の技術・人材を生かした人道支援で、引き続き国際社会に貢献したいと述べた。
