e帰町後の復興策協議

  • 2015.02.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月19日(木)付




福島・楢葉町民と円卓会議

高木副大臣



高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長=公明党)は18日、東京電力福島第1原発事故で全町避難している福島県楢葉町の復興策を探るため、いわき市で開かれた「ならは復興加速円卓会議」に出席した。


同町は今春以降の帰還をめざし、生活環境の整備を進めている。会合は、商工会や医療・福祉、教育、農業などの分野に携わる町民の代表から、復興に向けた意見を幅広く聞き、課題解決に取り組むことが狙い。


冒頭、高木副大臣は「皆さまが町に戻って安心して生活できるよう国として全力を挙げる」と述べ、町や県と連携しながら復興を加速させる考えを強調した。


参加者からは、原発事故に伴う営業損害賠償の継続を求める声のほか、避難指示が解除された場合にも、医療施設のスタッフ確保などが問題になるとの指摘があった。円卓会議は楢葉町の復興に向けて、今後、定期的に開かれる予定。

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