e西川農水相が辞任
- 2015.02.24
- 政治/国会
公明新聞:2015年2月24日(火)付
西川公也農林水産相は23日夕、首相官邸で安倍晋三首相と会い、自らの献金問題で国政が遅滞するのは避けたいとして辞表を提出した。首相は、これを受理した。
首相は後任に第2次政権で農水相を務めた林芳正氏(54)を再び起用。林氏は同日夜の認証式を経て就任した。
首相は辞表受理後、記者団に「政策の審議に集中すべきであり、状況を変えるには辞任しかないという西川氏の意思を尊重した」と説明。その上で、「任命責任は私にある。国民におわび申し上げたい」と陳謝した。
政治を進めるための判断 山口代表
公明党の山口那津男代表は23日夜、西川公也農林水産相の辞任について、国会内で記者団に対し、大要次のような見解を述べた。
一、本人の意思が固く、首相が受理した結果は、やむを得ない。政治を前に進めるという意味で、また適材を配して政策遂行に努力するという(首相の)基本姿勢は、支えていきたい。
一、(西川氏は)政治家としての説明に努めてほしい。(政治とカネの問題は)政治家の基本中の基本だ。これからも、与党として心して対応していきたい。