e障がい者が"介護人材"

  • 2015.03.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年3月1日(日)付




山本副大臣らが視察

滋賀で先進的な養成事業



山本香苗厚生労働副大臣(公明党)は28日、滋賀県大津市の通所介護施設「デイサービス和」を訪れ、同県が進める、障がい者を"介護人材"に育て就労を促進する事業について意見を交わした。公明党の梅村正県議と、県議選予定候補のこかわ清美県議、中村さいじろう党県みらい元気づくりプロジェクト事務局長が同行した。


同事業は働く意欲のある知的障がい者を研修し、人材不足に悩む介護現場とのマッチングを進めるもの。今年度は入門的な資格の介護職員初任者の研修を9人が修了、現在4人が就労内定しているという。一行は、そのうちの一人で施設実習中の奥野孝雄さん(20)と懇談。「入浴介助で利用者に喜ばれたい」と語る姿に触れ、こかわ、中村両氏は「がんばる人が働き続けられる環境づくりを進めたい」と決意を述べていた。


山本副大臣は「障がい者の舞台を広げる先進的な事業。生活困窮者にも応用できれば」と話していた。

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