eコラム「北斗七星」
- 2015.03.09
- 情勢/社会
公明新聞:2015年3月7日(土)付
今月1日、来春の大卒予定者を対象とした主要企業の会社説明会が解禁された。企業の採用意欲の高まりを受け、就職戦線は"売り手市場"と言われる。しかし「安定志向の学生が多いから、有名企業ほど狭き門」と、就活に挑むわが家の長女は気を引き締めていた◆公明党青年委員会は、若者の雇用支援策をリードしてきた。厚生労働省が準備を進めている「青少年雇用促進法案」もその一つ。「ブラック企業の求人はハローワークで受け付けない」「若者の採用や育成に実績のある中小企業の情報発信を支援」などが柱だ◆これは、党青年委が多くの若者から意見を聞いて政策提言にまとめ、政府に対して「若者の雇用促進に関する法律の制定」を強く求めてきたことが「大きな力になっている」(石川博崇・党青年委員長)◆ところで、党青年委には「コメ助」というイメージキャラクターがある。その「コメ助」グッズのプレゼント企画(100人限定)に、5000件を超える応募があった。このため2日から、党本部やネットでの販売がスタートしている◆ちなみに「コメ助」の好きな言葉は「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」。どれだけ実績を積み重ねても、どこまでも謙虚に一人一人の声に耳を澄まし続ける。それが公明党の真骨頂である。(幸)