e関係改善へパイプ太く
- 2015.03.20
- 情勢/国際
公明新聞:2015年3月20日(金)付
自公幹事長 訪中前に首相と会談
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は19日午後、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、週明け23日からの訪中を報告した。
席上、自公両幹事長は、訪中の目的に触れ、政権交代で途絶えていた自公両党と中国共産党による「日中与党交流協議会」を再開させることを伝えた。
安倍首相は、日中の与党間交流の再開に関して「双方の実務的な関心事をぶつけ合うのは、今の日中関係を考えると非常にいいのではないか」と指摘。さらに、「中国側からも(日本に)来てもらえるといい」と述べ、両国の与党間の関係強化に期待感を示した。
会談後、井上幹事長は「(日中間の)パイプを太くすることが最大の目的だ。与党として率直に政府の考え方などを伝える機会になるだろうし、中国側の考え方を聞いて政府に伝える、そういうところに大きな意味がある」と述べた。