e合意形成に積極的努力

  • 2015.03.25
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年3月25日(水)付




格差是正など衆院選改革

山口代表




公明党の山口那津男代表は24日午前、国会内で記者会見し、昨年の衆院選小選挙区の「1票の格差」をめぐる訴訟で、各高裁の判決が「合憲」と「違憲状態」に分かれていることに関して、「今後、他の高裁判決もよく見極めたい」と述べた。また、いずれの判決も国会(立法府)の格差是正に向けた努力を認め、違憲としなかったことなどについては「妥当な結論だ」との認識を示した。


その上で、衆院選挙制度改革について、「立法府として投票価値の平等や、その他の課題で議論を進めており、引き続き合意形成に積極的に努力していくべきだ」と強調した。


米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設をめぐる政府の対応については、「沖縄当局に丁寧な説明を尽くし、理解を得ながら進めていくことが基本だ。十分な努力を期待したい」と述べた。


また、憲法に関する議論で公明党が「加憲」論議の対象として、一例に挙げている「環境権」については、「かねてから(加憲の対象例として)議論する価値があるのではないかと言ってきた。環境という価値を憲法上どう位置付けるか、今後、党内で議論を深めていくことになるだろう」と述べた。

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