eプレミアム商品券 プレミアム率2割上乗せ
- 2015.03.30
- 生活/生活情報
公明新聞:2015年3月28日(土)付
子育て、低所得世帯にも支援
青森・八戸市
青森県八戸市は現在、上乗せ率2割のプレミアム付き商品券の発行事業を進めている。これは公明党の主張により国の2014年度補正予算で創設された「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したもの。県が同年度補正予算で1割分の財源を盛り込んでいる上に、市が1割上乗せする。
市によると、1万2000円分の買い物ができるプレミアム商品券を1万円で販売する予定。発行数は15万セット以上で6月から夏ごろの販売を検討している。
また、市は生活支援として、子育て世帯には児童手当の受給者(1万6810人=2月末現在)に対し、対象児童(2万7004人=同)1人につき4000円分の商品券を配布する予定。低所得者世帯に対しては、市民税非課税世帯のうち満65歳以上の高齢者のみの世帯や重度障がい者のいる世帯、生活保護世帯に対し、1世帯につき4000円分の商品券の配布を検討している。
公明党のはたけやま敬一、いぶき信一の両県議(ともに県議選予定候補)は県議会でプレミアム商品券発行事業の実施を主張するなど推進。八戸市議会公明党も2月26日、市長に要望書を提出するとともに、3月定例会の一般質問で同事業の実施を強く迫った。
なお、県によれば、青森や弘前、黒石の各市や野辺地町など県内全市町村が、プレミアム商品券の実施を予定しているという。