e道府県・政令市議選 きょう、あすで一気に押し上げを

  • 2015.04.06
  • 情勢/解説

公明新聞:2015年4月4日(土)付




統一地方選挙の前半戦となる道府県・政令市議選が3日告示(12日投票)された。公明候補の大半は当落線上でしのぎを削っており、きょう、あす2日間の戦いで一気に押し上げていきたい。


財団法人・明るい選挙推進協会によると、4年前の統一地方選では、有権者の約6割が告示以降に「意中の候補」を決めている。告示直後の今、どれだけ多くの友人・知人に公明候補の実績や政策を訴え、支持拡大できるかが、勝敗を決すると言っても過言ではない。


最近の選挙の傾向として、期日前投票を行う有権者が増えている。同協会によると、前回の統一地方選で期日前投票をした人の半数以上が投票日の4日以上前に投票を済ませた。告示直後の訴えの重要性は、このデータからも読み取れる。


公明候補が勝利するためには、人脈を総当たりするしかない。友人や知人、親戚など身近な人間関係のほか、同窓会名簿や年賀状などを確認し、あらゆる人を思い出してみよう。その際、過去の経験などから、「あの人は○○党の支持者だから」と思い込み、投票依頼をためらうのは禁物だ。有権者の投票行動は選挙のたびに大きく変化する。前回選挙で○○党支持だったとしても、今回もそうとは限らない。

都合が悪くなかなか会えなかったり、電話での連絡が取りにくい友人には、インターネットを活用するのも一つの方法だ。LINE(無料メールアプリ)やツイッター(短文投稿サイト)、フェイスブック(交流サイト)などを最大限に活用し、公明候補への支持を訴えていきたい。

地方議会選挙では毎回、僅差で勝敗が決まる。1991年の統一地方選では、京都府議選の京都市左京区で次点と8票差、北海道議選の札幌市豊平区は同12票差で、公明候補が最後の議席に滑り込んだ。一方、前回の大阪府議選の和泉市は、わずか31票差で、横浜市議選の金沢区は354票差で、それぞれ公明候補が涙をのんだ。いずれも1票の重み、執念の戦いの重要性を教えてくれている。

この2日間、大攻勢に打って出て、着実に票の上積みを進めよう。

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