e長崎大会成功へ協力
- 2015.04.07
- 情勢/国際
公明新聞:2015年4月7日(火)付
浜田氏 核廃絶へ事務総長と懇談
パグウォッシュ会議
公明党核廃絶推進委員会の浜田昌良座長(参院議員)は6日、参院議員会館で核兵器廃絶をめざす科学者でつくるパグウォッシュ会議のパオロ・コッタ・ラムジーノ事務総長と、11月に長崎市で開催されるパグウォッシュ会議世界大会(パグウォッシュ2015)の成功に向けて懇談した。
これには、パグウォッシュ2015組織委員会の鈴木達治郎委員長(長崎大学核兵器廃絶研究センター長)、高原孝生副委員長(国際平和研究所長)らが同席した。
浜田氏は席上、「公明党は核軍縮ではなく核廃絶を重視している」と強調。27日から米国で開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に触れ、「核兵器のない世界をめざした法的枠組みの検討に着手するチャンスだ」と期待を寄せた。
ラムジーノ事務総長は、パグウォッシュ会議への公明党の支持に感謝を伝えた上で、「公明党と私たちのめざすところは一致している」と指摘。核廃絶の実現には「長期的な目標が重要だ」と主張した。
これに対し浜田氏は、核をめぐる国際環境が厳しさを増す中、「科学者の役割は非常に重要」と訴え、「世界大会の成功へ公明党として協力したい」と述べた。