e胃がん対策の切り札
- 2015.04.08
- 情勢/解説
公明新聞:2015年4月8日(水)付
ピロリ除菌の保険適用を拡大
コメ助 この前、日本人が最もかかりやすいがんが、胃がんだって聞いたんだヨネ。
A その通り。胃がんは年間約12万人に発生しているんだ。さらに、年間死亡者約5万人という数字は、約50年間変わっていない。
コ 何か対策はないの?
A 胃がんなどの胃の病気は、ピロリ菌の感染が主な原因だと考えられている。しかし、以前は胃潰瘍などに症状が進んでいないと除菌に保険が適用されなかった。そこで、公明党は2013年2月、内視鏡検査の実施などを要件に、症状が進む前の慢性胃炎の段階から、除菌に保険が適用されるようにしたんだ。
コ 効果はあったのかな。
A 適用拡大後、1年間で100万件を超える除菌が行われたそうだ。しかも、除菌前の内視鏡検査で胃がんが見つかり、早期治療できた例も報告されている。
コ それは素晴らしイネ。
A 胃がん撲滅に取り組んでいる北海道大学大学院の浅香正博特任教授も「保険適用における公明党の尽力は大きい」と評価しているよ。
コ 公明党の頑張りで、みんなの命を守る取り組みが大きく進んでいるんだね。