e日中議会交流委が再開
- 2015.04.10
- 情勢/国際
公明新聞:2015年4月10日(金)付
竹内氏が出席
「防災協力」などで意見交換
衆院と中国の全国人民代表大会(全人代)の代表者による「日中議会交流委員会」(第8回)が9日、約3年ぶりに衆院第1議員会館で開かれた。全人代側から吉炳軒常務委員会副委員長らが出席し、衆院側から公明党の竹内譲氏らが参加した。
同委員会は、沖縄県・尖閣諸島の国有化による関係悪化で2012年1月を最後に中断。昨年11月の日中首脳会談の実現を受け、日中間の各分野で交流が活発化している中で、再開にこぎつけた。
この日の会合では、青少年交流の重要性、日中間の防災協力などをテーマに意見が交わされた。
終了後、日本側団長の林幹雄議院運営委員長(自民党)は「主張するべきところは主張しながらも、和やかな雰囲気の意見交換だった」と述べた。