eパラリンピック教育 指導要領に明記へ

  • 2015.04.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月16日(木)付



浮島さんの質問に文科相が答弁



15日の衆院文部科学委員会で下村博文文科相は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、小中学校などの学習指導要領に障がい者への思いやりやフェアプレーの大切さ、努力の尊さなどを学ぶ「パラリンピック教育」を盛り込む方針を明らかにした。


公明党の浮島智子さんが提案したのに対し、文科相が「中央教育審議会において審議しているが、浮島議員の提言も踏まえて五輪と同様にパラリンピックを学習指導要領に位置付けることも検討したい」と答えた。


新たな学習指導要領は、20年度以降に小学校から順次実施される。


これに先行した取り組みとして丹羽秀樹文科副大臣は、浮島さんの質問に対し、道徳用の教材に選手の活躍を盛り込むなど、来年度からパラリンピック教育を充実すると表明。併せて、東京大会終了後もパラリンピックの精神を子どもたちに根付かせるための取り組みを続ける考えを示した。

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