e市区議選スタート 圧倒的な大攻勢で全員当選を
- 2015.04.20
- 情勢/社会
公明新聞:2015年4月20日(月)付
統一地方選の後半戦となる一般市議選と東京特別区の区議選が告示(26日投票)された。前半戦に比べ、選挙期間の短い「短期決戦」であるだけに、序盤の勢いが勝利の決定打になることは間違いない。他陣営を圧倒する大攻勢で、公明候補を一気に押し上げていきたい。
財団法人・明るい選挙推進協会の調査によると、4年前の市区町村議選では告示以降に「投票する候補者」を決めた有権者は約6割に上る。告示直後の今、一人でも多くの友人、知人に公明候補の実績や政策を語り、支持を拡大することが重要である。
公明党は、前半戦で大勝利したため、他陣営から「公明党は後半戦も大丈夫だ」などと、全く根拠のない理由で切り崩しの標的になる恐れが出てくる。しかし、後半戦も前半戦と同様、全く予断を許さない状況に変わりはない。むしろ、他陣営の標的にされて前半戦以上に不利な状況に追い込まれるかもしれないが、最後まで攻めて攻め抜く戦いに徹したい。
市区議選は前半戦に比べると選挙区の定数が多いため、一つの選挙区に数十人規模の候補が乱立しているところもある。このため、公明候補と同姓の人物が出馬しているケースもあり、友人、知人には公明候補を「フルネーム」で伝えていく必要がある。
地方選挙は国政選挙に比べて、僅差で勝敗が決まる傾向が強い。事実、前半戦に勝利した公明候補の中には、166票(神奈川県相模原市議選中央区)や、209票(新潟市議選東区)というわずかの差で逃げ切った選挙区があった。前半戦で唯一、負けた公明候補は、170票差で涙をのんだ。
また、公明候補ではなかったが、前半戦の熊本市議選では、2人の候補者の得票が同数になり、最後の議席をくじ引きで決定した。
過去の村議選では公明候補が、1票にも満たない小数点差で惜敗したこともある。
あす21日は、町村議選も告示される。有権者の投票行動は刻一刻と変化している。「あの人は○○党支持だから」という先入観を捨て、人脈を総当たりする拡大で、公明が擁立の1248人全員の当選を勝ち取ろう。