e地方創生は「ひと」が要
- 2015.04.27
- 政治/国会
公明新聞:2015年4月25日(土)付
石田氏質問 関連3法案が審議入り
人口減少と高齢化が進む社会で地域を元気にするための、地方創生関連3法案(第5次地方分権一括法案、国家戦略特区法改正案、地域再生法改正案)が24日の衆院本会議で審議入りした。
公明党を代表して質問に立った石田祝稔氏は3法案について、地方創生のための国の総合戦略が昨年末に決定した後、初となる重要関連法案だと指摘。「どこまでも『ひと』の視点を要に取り組むことが重要」と述べ、地方創生に向けた政府の決意をただした。
石破茂地方創生担当相は、地方自治体への支援などを継続的に行い、「公明党が力強く提唱している『人が生きる、地方創生。』の実現をめざす」と答えた。
また、石田氏は、公明党が地方創生の重点5分野に掲げたうちの▽地域しごと支援▽生活・福祉サービス施設を集約化した「小さな拠点」形成―について、きめ細かく取り組むよう強く求めた。
石破担当相は「地域の実態に合った小さな拠点の取り組みが全国に広がるよう図っていく」としたほか、「国と地方と民間が一体となって(地域に仕事をつくり)、東京から地方への新しい人の流れを生み出すことをめざす」と述べた。