e地域おこし協力隊
- 2015.04.27
- 情勢/解説
公明新聞:2015年4月25日(土)付
444自治体で活躍、6割が定住
コメ助 この前、地方に行ったら、都市部から来たお兄さんたちが地域を盛り上げようと頑張っていたよ。
A 総務省が実施する「地域おこし協力隊」だね。都市部の若者たちが過疎地に最長3年間移り住んで農林漁業や高齢者支援に取り組み、地域おこしを後押しする制度だよ。受け入れ自治体には、国が隊員1人当たり年間400万円まで支援する仕組みだ。
コ でも、不便な田舎に行きたがる若者は、正直それほどいないと思うんだヨネ。
A コメ助もまだまだ"新米"だな。田舎で生き生きと暮らしたい若者は結構いるんだ。その証拠に昨年度は、1511人の隊員が444自治体で活躍。しかも、任期を終えた隊員の6割は定住した。自治体も8割が「受け入れてよかった」としている。
コ それはすごイネ。公明党は、どう関わってきたの。
A 地域おこし協力隊が地方創生の担い手になると考え、党青年委員会が事業の拡充を訴えてきた。将来的には、受け入れ自治体を1000まで増やすよう求めているよ。
コ 若者の力で地域がドンドン盛り上がるといいね!