e後半戦あす投票 爆発的な拡大で逆転勝利を

  • 2015.04.27
  • 情勢/解説

公明新聞:2015年4月25日(土)付



統一地方選の後半戦である一般市議選、東京特別区議選、町村議選の投票が、あす26日に迫った。短期決戦の後半戦は、きょう1日の戦いが勝敗を分ける。「あと1票」「もう1票」の執念で、逆転勝利の突破口を開いていきたい。


公明党が前半戦に大勝利したこともあって、公明候補の多くが、他陣営から「安泰説」を流され、拡大を阻まれてきた。だが、党員、支持者の皆さまの熱い支援を得て、ようやく当選ラインが見えるまで浮上している。


地方選は僅差の票数で当落が決まる。1991年の統一選では、京都府議選京都市左京区で、わずか8票差で辛勝した。同年の北海道議選札幌市豊平区も残票整理にもつれ込んだ末、12票差で勝利。逆に、83年の統一選では町議選を戦った公明候補が0.028票差で落選し、わずかの差で涙をのんだ。1票の貴重さを物語る教訓である。


気を付けたいのが思い込みだ。「あの人は○○党支持」と決めつけていないだろうか。過去に支援を依頼して断られた友人でも、心変わりをしている可能性はある。


国政選挙では、支持政党へのこだわりがなくなり、選挙のたびに投票先を変える「そのつど支持」の有権者が増えているが、その傾向は、地方選も変わらない。一度も支援を呼びかけたことがない知人にも思い切って投票依頼し、「新たな1票」を掘り起こしたい。


一つの選挙区に多数の候補者がしのぎを削る後半戦は、候補者の名前が有権者の記憶に残りにくい。他陣営からも支援を依頼され、公明の候補者名を忘れてしまう有権者もいるに違いない。既に支援を依頼した友人に、公明候補の氏名を再確認することも重要だ。同じ姓の候補がいる場合、必ずフルネームで覚えてもらおう。


支持拡大に十分な時間を割けない場合は、インターネットを活用しよう。LINE(無料メールアプリ)やフェイスブック(交流サイト)を使えば、より多くの有権者に候補の素晴らしさを伝えることができる。統一選前半戦では、こうした戦いが若者への支持拡大につながった。


きょう1日、他陣営の票をもぎ取る勢いで語り抜こう!

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