eJR福知山線脱線事故から10年

  • 2015.04.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月26日(日)付



中野氏が献花し、安全誓う



乗客ら107人が犠牲になったJR福知山線脱線事故から丸10年を迎えた25日朝、公明党の中野洋昌衆院議員は、兵庫県尼崎市久々知3丁目の事故現場に設けられた献花台に花を供え、犠牲者の冥福を祈った。


事故は2005年4月25日午前9時18分ごろ発生。JR福知山線の塚口―尼崎間の上り快速電車が速度超過でカーブを曲がりきれず脱線し、線路沿いのマンションに激突した。乗客106人、運転士1人が死亡、562人が負傷し、JR史上、最悪の事故となった。


献花を終えた中野氏は、「10年の節目に犠牲者の方々にあらためて哀悼の意を捧げたい」と述べ、「事故を風化させない。公共交通に安全の文化を根付かせる一層の取り組みを誓いたい」と決意を語っていた。


この後、中野氏は事故現場近くのホールで行われたJR西日本主催の追悼慰霊式に出席。参列した遺族らと共に、事故が起きた時刻に合わせ黙とうした。

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