e公明が恒久平和の先頭に

  • 2015.05.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年5月4日(月)付



憲法記念日 

各地で街頭演説会



施行から68年となる3日の憲法記念日に、公明党は各地で街頭演説会を開催し、日本国憲法の「恒久平和主義」「基本的人権の尊重」「国民主権主義」の3原則の堅持などを訴えた。


【北海道】党北海道本部は、札幌市のJR札幌駅前で街頭演説会を開催。稲津久代表、佐藤英道代表代行(いずれも衆院議員)、横山信一代表代行(参院議員)と道議、市議の代表が参加した。稲津氏らは、憲法改正論議について、憲法3原則を堅持した上で「幅広い意見の集約が重要だ」と訴えた。


【福島】党福島県本部(甚野源次郎代表=県議)は2日、真山祐一衆院議員らと、JR福島駅前で街頭演説会を開催した。 


真山氏は、憲法13条に幸福追求権、25条に生存権が明記されていることに言及。東日本大震災の避難者の生活環境が改善されつつあることに触れ、「来年3月に終わる復興集中期間の後の復興も、国が責任を持って支えていく」と訴えた。伊藤達也党県政策局次長(県議選予定候補)があいさつした。


【栃木】党栃木県本部(山口恒夫代表=県議)は3日、宇都宮市内で街頭演説会を開催。輿水恵一衆院議員が県議、市議と共に参加した。 輿水恵一衆院議員が県議、市議と共に参加した。


輿水氏は「公明党は"平和の党"として、憲法3原則をしっかりと堅持していく」と強調。その上で、核兵器の廃絶や人間の安全保障、テロや貧困などの諸問題について、「現場の声に耳を傾けながら、世界との対話を進めていく」と決意を述べた。


【千葉】党千葉県本部(富田茂之代表=衆院議員)は3日、JR松戸駅前(松戸市)で街頭演説会を開催。これには富田県代表と党松戸総支部(秋林貴史総支部長=県議)の代表が参加した。 


富田県代表は、憲法改正について党の見解を説明するとともに、「環境権やプライバシー権などを加える『加憲』の考え方で、国民生活を守る議論を進めていきたい」と述べた。


【神奈川】党神奈川県本部(上田勇代表=衆院議員)は、横浜市内で街頭演説会を開催。古屋範子副代表と、浜田昌良、佐々木さやかの両参院議員と県議が参加した。


古屋副代表は、テロや貧困、感染症、自然災害など、生存権や幸福追求権を奪うような脅威から、世界の人々を守る「人間の安全保障」の重要性を強調。「国際社会と連携しながら、一人一人に光を当てた『人間の安全保障』の実現に取り組みたい」と訴えた。


憲法改正については「現憲法は優れた憲法であり、さらにいいものを加える『加憲』の立場から、国民的議論を深め、国会での議論を進めていく」と述べた。


【静岡】党静岡県本部(代表=大口善徳国会対策委員長)の街頭演説会が静岡市で開催され、大口代表、県議、静岡市議が参加した。


大口氏は、自民、公明両党で協議を進めている安全保障法制の整備について言及。「公明党は、憲法9条の枠からはみ出さないよう強く主張し、さまざまな歯止めをかけた」と強調した。


特に、国際平和支援の新法による自衛隊の海外派遣では、(1)国際法上の正当性(2)国民の理解と民主的統制(3)隊員の安全確保―の3原則を定め、例外なき国会の事前承認を義務付けたことを報告。「今後の国会で、国民の理解を得られるような丁寧な議論となるよう全力を挙げる」と力説した。


【埼玉】党埼玉県本部(代表=西田実仁参院幹事長)と党さいたま総支部は3日、さいたま市内で街頭演説会を開催。西田代表、市議が参加した。


西田氏は、公明党は憲法3原則を堅持し、時代に合わせて加えていく「加憲」の立場であると強調。さらに安全保障法制の整備について、「最大の歯止めは憲法9条であり、しっかりと守り抜いていく」と訴えた。


【三重】党三重県本部(中川康洋代表=衆院議員)は2日、津市と四日市市で街頭演説会を開催。中川県代表、今井智広、山内道明の両県議、四日市市議らが参加した。 康洋代表=衆院議員)は2日、津市と四日市市で街頭演説会を開催。中川県代表、今井智広、山内道明の両県議、四日市市議らが参加した。


中川氏は、日本国憲法の平和主義、人権尊重などの理念を守り抜く公明党の基本姿勢を説明した上で、憲法改正をめぐる議論について、「国民の意見を交え、丁寧に進めることが重要だ」と訴えた。


【京都】党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)は2日、京都府内各地で街頭演説会を開催した。 譲代表=衆院議員)は2日、京都府内各地で街頭演説会を開催した。


このうち、京都市下京区内で竹内府代表は、国民投票法の施行や改正が行われたことに関連して「憲法改正ありきではなく、国民的な議論の高まりが最も重要」と強調。その上で、「現行憲法の良い点を生かしつつ、時代の変化に対応して新たな理念を加えて補強する『加憲』の立場から、熟議の改正論議を訴えていく」と述べた。


【大阪】北側一雄副代表は、樋口尚也衆院議員、杉久武参院議員と共に大阪市内で開かれた党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)の街頭演説会に出席。府議、市議の代表も参加した。


北側副代表は、憲法改正をめぐる議論の進め方に関して「結論、期限ありきではない。国民的な議論をしていくことが重要」と強調。その上で、環境権や災害時などの緊急事態について研究し「加憲の立場で論議に臨みたい」と訴えた。


【奈良】党奈良県本部(岡史朗代表=県議)は3日、県内各地で街頭演説会を開催、各県議、市・町議が参加した。 


このうち奈良市で大国正博県幹事長(県議)は、「平和・人権・民主の3原則を堅持する現憲法は、日本が世界に誇る素晴らしい憲法だ」と強調。その上で、環境権など社会の変化に伴い提起されている新たな理念を加える「加憲」の考えを示し、理解を求めた。


【高知】党高知県本部(池脇純一代表=県議)は、高知市内で街頭演説会を開き、石田祝稔衆院議員が県議、市議と参加した。


石田氏は、「憲法3原則の骨格を堅持しながら、足らざるものは補う『加憲』が公明党の考え方だ」と強調。また、今年が戦後70年に当たることを踏まえて、「日本には、非核の道を進めていく権利と責任がある」と強調した。


【福岡】党北九州総支部は、北九州市内で街頭演説会を開催。秋野公造参院議員が県議、市議らと共に参加した。


秋野氏は、4月28日に発表された核拡散防止条約(NPT)に関する日米共同声明について言及。「核兵器廃絶への前進となった」とした上で、「恒久平和に向け、公明党は核廃絶を訴え続ける」と力説した。


【熊本】党熊本県本部(江田康幸代表=衆院議員)は3日、熊本市中央区の辛島公園で街頭演説会を開催した。これには江田氏のほか、県議団と市議団が参加し、マイクを握った。 


江田氏は憲法改正論議について、「憲法9条の戦争放棄を定めた第1項と、戦力不保持を定めた第2項は堅持すべきだ」と強調。その上で「公明党が先頭に立って平和と人権を守っていく」と力説した。


【沖縄】党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)は3日、那覇市内で街頭演説会を開催し、糸洲県代表、上原章県議のほか、党那覇市議団(翁長俊英団長)のメンバーが参加した。 糸洲朝則代表=県議)は3日、那覇市内で街頭演説会を開催し、糸洲県代表、上原章県議のほか、党那覇市議団(翁長俊英団長)のメンバーが参加した。


糸洲県代表は「沖縄の平和を希求する気持ちは、どこよりも強い」と訴え、憲法3原則は堅持すべきとの考えを強調。その上で「平和で豊かな沖縄を築くため、公明党は全力を尽くしていく」と力説した。

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