e気候変動 途上国支援さらに
- 2015.05.08
- 情勢/国際
公明新聞:2015年5月8日(金)付
参院委で荒木氏強調
「緑の気候基金」法案可決
参院外交防衛委員会は7日、途上国の温暖化対策を支援する「緑の気候基金」へ資金を拠出するための法案の採決を行い、全会一致で可決した。
質疑で公明党の荒木清寛氏は、気候変動問題について「人間の安全保障の観点から、日本も積極的に取り組むべきだ」と主張し、同基金が果たす役割について見解を求めた。
岸田文雄外相は、途上国の温室効果ガス排出量が先進国を上回っていることに言及。
同基金を通じて対策を支援することで、2020年以降の世界の温暖化対策の枠組みを決める国際会議において、「途上国の交渉に対する前向きな姿勢を引き出すことができる」との認識を示した。