e首相、慰霊施設に献花
- 2015.05.18
- 情勢/社会
公明新聞:2015年5月17日(日)付
赤羽氏ら同行 阪神大震災から20年で
浮島さんの質問がきっかけ
安倍晋三首相は16日、阪神・淡路大震災からの復興状況を視察するため神戸市を訪問し、防災関連施設や地場産業の靴メーカーなどで関係者から説明を聞いた。公明党の赤羽一嘉、浮島智子、中野洋昌、濱村進の各衆院議員が同行した。
「東遊園地」では、犠牲者の氏名が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」で献花し、「1.17希望の灯り」について久元喜造市長から説明を受けた。また、震災の教訓を発信している「人と防災未来センター」では、井戸敏三兵庫県知事、河田惠昭センター長の案内で展示を見学した後、震災体験の「語り部」と懇談。「経験を伝え防災に生かすことが重要だ」と語った。
大震災から20年に当たる今年1月17日、首相は外交日程の関係で、同市での追悼式典に出席できなかった。このため、公明党の浮島さんが3月13日の衆院予算委員会で、「神戸を訪れて追悼の誠を捧げてもらいたい」と要請。首相は、「機会をとらえて、ぜひ被災地を訪れ哀悼の誠を捧げたい」と応じていた