e新生児里親委託を調査
- 2015.06.01
- 情勢/社会
公明新聞:2015年6月1日(月)付
愛知県相談センターで
厚労相、山本副大臣
塩崎恭久厚生労働相は31日、山本香苗副大臣(公明党)と共に、名古屋市にある愛知県中央児童・障害者相談センターを視察し、同県が独自に取り組んでいる「新生児里親委託」事業の調査を行った。
この事業は、実親子関係に準じる「特別養子縁組」を前提として、生後間もない新生児を里親に委託するもの。
この取り組みは、厚労省の里親委託ガイドラインにも紹介され、注目を集めている。
一行は、関係者と意見交換を行った後、同センター内の心理判定室、プレイルームなどの各施設を見て回った。
今回の視察については、公明党の荒木清寛参院議員が、今年3月の参院予算委員会で「新生児里親委託」事業について取り上げ、愛知県のみならず各地域で推進すべきと主張。これに対し、塩崎厚労相が詳細な実態調査を行うことを約束していた。