e限度額の引き上げを
- 2015.06.04
- 情勢/社会
公明新聞:2015年6月4日(木)付
党懇話会が要請受ける
ゆうちょ銀、かんぽ生命
公明党の郵政問題議員懇話会(会長=斉藤鉄夫幹事長代行)は3日、衆院第1議員会館で会合を開き、日本郵政グループや全国郵便局長会の関係団体の代表から、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額と、かんぽ生命の加入限度額(ともに現在、原則1000万円)の引き上げに関する要請を受け、意見交換した。
全国郵便局長会の大澤誠会長は、地域金融の活性化へ郵便局が果たす役割を強調し、「日本の元気を取り戻すきっかけとして、限度額の引き上げを」と強調。日本郵政株式会社の鈴木康雄副社長は、今年度半ば以降の株式上場を控えて投資家から、限度額や業務範囲の拡大を求める声が上がっていることを紹介した。
井上義久幹事長は、指摘を受けた課題について「相談しながら取り組む」とあいさつ。懇話会は「限度額の見直しを進めるべき」との方針を取りまとめた。