eコラム「北斗七星」
- 2015.06.08
- 情勢/社会
公明新聞:2015年6月5日(金)付
統一選が終了した地域では、選挙後初の支部会が開かれている。普段は政策勉強などが中心だが、今回は「いかに戦ったか」という活動報告に時間を割くところが多い◆先月末に参加した東京都内の支部会でも4人の党員さんが思い思いに選挙を振り返っていた。支援の輪を広げるために、定期的にお茶飲み会や囲碁将棋の集いを開催、そこで聞いた相談事を議員につなぎ理解を深めたといった報告に、参加者はうなずき、心からの拍手を送った◆会合で一段と大きな拍手が起きたのは、この1カ月間の議員活動報告。選挙期間中に受けた要望を、次々と解決しているという話に「さすが公明党議員」と声が飛んだ◆病児保育サービスを首都圏に展開する認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏は月刊誌・潮5月号で「子育て福祉における地方議員の重要性」に言及。「福祉については国が直接事業を行うわけではなく、窓口はすでに地方自治体に『降りている』」とし、国や県が福祉の新しい取り組みを「前例がない」と躊躇したときでも、「情熱ある地方議員が行政の尻を叩くことで、イノベーション(革新)が可能になることがある」と訴える◆公明党が地方で実現し、それを国の施策にまで押し上げた福祉は数多い。さらにイノベーションを推進していきたい。(爽)