e漏えい情報の悪用防げ
- 2015.06.08
- 情勢/社会
公明新聞:2015年6月5日(金)付
山口代表 年金機構に対応要請
公明党の山口那津男代表は4日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、日本年金機構の個人情報流出問題について、厳正な捜査と再発防止を求めるとともに、サイバー攻撃を受けた同機構に対し「漏れてしまった情報の悪用阻止にしっかり対応していかなければならない」と要請した。
山口代表は、昨年1年間で企業や官公庁の6割が何らかのウイルス被害に遭っていたとの調査に言及。来年1月から運用が始まるマイナンバー制度に触れ、「今、何らかの(セキュリティー)対応や準備をしているのは18%程度にすぎない。円滑な利活用に向けての準備を整えた上で、実施につなげていかなければならない」と強調した。
さらに、政府に対して「情報を適切に管理・運営する体制を一刻も早く確立していくべき」と述べ、党としても責任ある議論で国民の理解を促すよう努めると述べた。
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