e発送電分離へ電事法改正案が可決
- 2015.06.17
- 情勢/社会
公明新聞:2015年6月17日(水)付
参院経産委で佐々木さん質問
参院経済産業委員会は16日、大手電力会社の送配電部門を切り離して別会社にする「発送電分離」などが柱の電気事業法等改正案を採決し、自民、公明両党などの賛成多数で可決した。
採決に先立つ質疑で、公明党の佐々木さやかさんは、来年4月に予定される電力小売りの全面自由化に言及。その上で、石油火力と比べて発電コストが安価な半面、CO2排出量が多い石炭火力などを踏まえ、「環境負荷の大きい電源が増えることが想定されている」と指摘し、温室効果ガスの排出削減をめざす観点からの取り組みを求めた。