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  • 2015.06.23
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月23日(火)付



「男女共同参画週間」

古屋副代表ら街頭演説



公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は22日、東京都新宿区の新宿駅西口で「男女共同参画週間」(23~29日)を記念する街頭演説会を開催した。古屋副代表、山本香苗女性局長(参院議員)ら公明党の女性国会議員6人全員と、松葉多美子都議が参加した。


古屋副代表は、指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%にするとの政府目標達成に向け、「(今国会で審議中の)女性の活躍推進法案を早期成立さ
せて、国、地方、企業で女性が活躍できる環境を早急に整備していく」と強調した。併せて、仕事と育児・介護の両立支援や、がん対策などの女性の健康支援も進めていくと語った。


山本局長は「男女共同参画の最も重要な点は、あらゆる分野で意思決定の場に女性が参画することだ」と指摘した。その上で、公明党が地方防災会議での女性
委員登用を推進してきた経緯に言及し「生活者の視点を持つ女性の会議への参画は、地域の防災力アップにつながる」と主張した。


一方、高木美智代副委員長(衆院議員)は、22日が日韓国交正常化50周年であることに触れながら「日韓・韓日議員連盟で昨年、女性委員会を立ち上げた」と
報告。結婚・出産後の就業継続など、両国共通の課題解決に力を尽くすと訴えた。浮島智子副委員長(同)は「真の男女共同参画を実現するには教育が大事だ」として、特に、他人との違いを知り、協力し合うことを学ぶ体験活動を充実させていく決意を披露した。


竹谷とし子副委員長(参院議員)は、介護や子育て支援など、地域の課題解決のために起業・創業する女性を応援していくと強調。佐々木さやか副委員長(同
)は、研究などの分野で女性がさらに進出できるように「奨学金の拡充などに取り組む」と力説した。

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