e恒久平和の誓い固く
- 2015.06.24
- 情勢/経済
公明新聞:2015年6月24日(水)付
70年目の沖縄「慰霊の日」
秋野、河野氏らが献花
沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を悼む70年目の「慰霊の日」を迎えた。糸満市摩文仁の平和祈念公園では、全戦没者追悼式(県主催)が開かれ、遺族や関係者ら約5400人(主催者発表)が参列した。
これには安倍晋三首相や衆参両院議長らをはじめ、昨年に続きキャロライン・ケネディ駐日米大使が来賓として出席した。沖縄は、この日、鎮魂と不戦の深き祈りに包まれた。
公明党の秋野公造、河野義博の両沖縄方面副本部長(ともに参院議員)は同日、党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)の代表メンバーと共に、同公園内にある全戦没者の名前を刻んだ「平和の礎」に献花。犠牲者の冥福を祈り、恒久平和を固く誓った。
追悼式で平和宣言を行った翁長雄志知事は「沖縄の米軍基地問題は、国民全体で負担すべき重要な課題だ」と指摘。安倍首相は「沖縄の人々には米軍基地の集中など、安全保障上の大きな負担を担っていただいている。引き続き沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしていく」とあいさつした。
平和の礎には今年、新たに87人を追加。刻銘者総数は24万1336人となった。