e都市農業法成立に感謝

  • 2015.06.25
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月25日(木)付



JA全中らが集い

公明が推進、山口代表ら出席



都市農業振興基本法(議員立法)が4月に成立したことを受け、JA全中と全国農業会議所主催の「感謝の集い」が24日、都内で開催された。同法の実現に取り組んできた公明党から山口那津男代表と井上義久幹事長、石田祝稔・農林水産部会長、高木美智代・都市農業振興プロジェクトチーム(PT)座長(ともに衆院議員)らが出席した。


あいさつした井上幹事長は、2005年に立ち上げたPTを軸に農業関係者との意見交換や現場視察を重ね、都市農業振興への新法制定を提唱してきたことを踏まえ、同基本法の成立について「感無量だ」と表明。公明党の推進により同法で省庁の縦割りを排して農水、国土交通両相の連携で基本計画を作成するとした規定を「大きな意義がある」とし、「今後も都市農業が持続できるよう頑張っていく」と述べた。石田部会長は同法成立を機に、「都市農業の振興を加速化することが必要だ」と訴えた。


高木座長は、都市農業が担う役割として「消費者と生産者をつなぐ力、経済重視から生命重視の社会へ転換できる力を持っている」と述べ、年末の税制改正に向け、農家が営農を継続する上で求めている制度改革に取り組む考えを示した。

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