e平和安全法制 今国会の成立確認

  • 2015.07.02
  • 政治/国会

公明新聞:2015年7月2日(木)付



参院選改革、合意形成へ努力

自公党首が懇談



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は1日昼、首相官邸で懇談し、衆院で審議中の「平和安全法制」の関連法案について、丁寧に議論を尽くし、今国会で成立させる方針を確認した。


また、安倍首相が同法案に対する国民の理解を深めるために努力していく意向を示したのに対し、山口代表は「丁寧で分かりやすく、緊張感を持って、謙虚に対応することが必要だ」と述べた。


一方、「1票の格差」を是正するための参院選挙制度改革に関して山口代表は、公明党がこれまで主張してきたブロック制にこだわらず、都道府県単位の選挙区の「合区」を容認し2倍未満の格差に縮めるという次善の案を示していることに触れ、「幅広い合意形成に向け努力したい。国民に対し、合意をつくっていく姿勢を示すことが必要だ」と強調。安倍首相も「努力する」と応じた。


欧州連合(EU)などによる金融支援が打ち切られたギリシャの債務返済が不可能になった問題について、安倍首相は「G7(主要7カ国)で混乱が起きないよう対応することを確認している」と説明した。

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