e首都機能の代替拠点に
- 2015.07.06
- 情勢/社会
公明新聞:2015年7月6日(月)付
来年度予算で公明国会議員に
大阪府・市、堺市が要望
公明党大阪府本部の国会議員らは5日、大阪市内で松井一郎知事、竹山修身堺市長らにそれぞれ会い、大阪府・市、堺市から国の施策と予算に関する提案・要望を受けた。これには北側一雄副代表、佐藤茂樹府代表、国重徹、伊佐進一、樋口尚也の各衆院議員、山本香苗、石川博崇、杉久武の各参院議員が出席した。
大阪府は、(1)国家戦略特区を核とした大阪の競争力強化(2)首都災害時のバックアップエリアとしての位置付け(3)阪神都市圏高速道路網の充実へ「淀川左岸線延伸部」の早期整備―などを要請。
これに対し佐藤氏らは、「大阪での首都機能の代替拠点づくりは重要」「関係機関に働き掛け淀川左岸線整備に尽力したい」「予算編成へ向けしっかりと協議し進める」と応じた。
大阪市は、(1)新駅の設置や防災公園整備など「うめきた2期区域」のまちづくり推進(2)地方における企業の拠点強化の促進(3)保育士の確保や認可保育所の整備―などを要望。公明党側は、「公明市議団とも協議し、大都市圏の成長や安全・安心の向上、待機児童解消などに向けて党として対応していきたい」と述べた。
一方、堺市は「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録に向け、推薦決定へ支援を要請。公明側は「この夏がヤマ場だ。しっかり推進していく」と答えた。