eコラム「北斗七星」

  • 2015.07.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年7月16日(木)付



党地区委員会は、党員会(支部会)と並ぶ党支部の重要会合。ここで次回党員会の内容が練られ、地域の問題解決策などが検討される。同委員会は党勢拡大を具体化し推進する場といえる◆先日参加した都内の地区委員会では、水害への備えについて「もし、荒川の堤防が決壊したら......」という想定のDVDを見てから順次、参加者が発言。決壊した場合の予想水位、避難場所、飲料水・食料の確保などについて、熱心な討議が展開された◆水害は地震と違って堤防決壊までに間があり、対策を充実させれば「人命は100%守れる」という点で一致。今後、個人(家庭)レベルまで対策を徹底していくことを約し合った◆議員は、こうした党員さんの声を形にしていくことが大事だ。行政機関と連係を取り、必要な資料をそろえて学習し、「これだけ知っておけば大丈夫」という知恵を党員が身に付け、地域に広げていく手だてを調えたい◆議員にもう一つ求められるのは、党の新たな実績を党員会などで報告するとき、公明党が"どう動いたから実現できた"という点を、分かりやすく語り口にして話すことだ。ともすると新たな行政サービスのお知らせ程度で終わっているケースがある。党員に友人・知人に喜んで語ってもらえる工夫が支持拡大に直結している。(爽)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ