e障がい者スポーツを振興
- 2015.07.16
- 情勢/社会
公明新聞:2015年7月16日(木)付
パラリンピックで要請
浮島さんら超党派議連
超党派の障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟(中曽根弘文会長=自民党)は15日、文部科学省と内閣府を訪れ、下村博文文科相、遠藤利明五輪・パラリンピック担当相に対し、2020年東京パラリンピックに向けて来年度の障がい者スポーツ関連予算の充実を要請する決議書を提出した。
公明党からは、同議連のワーキングチームで決議書の取りまとめを行った浮島智子衆院議員が出席した。
決議書では、選手の強化合宿や発掘・育成強化への支援、ナショナルトレーニングセンターなどの施設拡充の必要性を主張。パラリンピック教育の充実や障がい者スポーツの普及啓発活動を推進し、国民に周知することなども求めている。
また、すべての人が使いやすいユニバーサルデザインを大会施設などに採用することなどを要望した。
終了後、浮島さんは、下村、遠藤の両相が決議書に前向きに対応する姿勢を示したことから、「普及啓発には、学校や地域でパラリンピック選手に直接触れる機会をつくり、本当の感動を伝えることが大切だ」と述べ、さらなる障がい者スポーツ振興を進める決意を語った。