e日中の協力関係進める

  • 2015.07.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年7月16日(木)付



山口代表ら 中国社会科学院と懇談



公明党の山口那津男代表は15日、衆院第1議員会館で、来日した中国社会科学院日本研究所の楊伯江副所長と会い、日本の政治課題をめぐって意見交換した。公明党の北側一雄副代表、石井啓一政務調査会長、斉藤鉄夫幹事長代行、赤羽一嘉国際委員長代理(衆院議員)、西田実仁広報委員長(参院議員)が同席した。


席上、楊副所長は「自公連立政権において公明党はバランサーの役割を果たしてきた」と評価。山口代表は「公明党が政権にいることで、政治の数の安定だけでなく質の安定も実現できる」と語った。


また、楊副所長は、安倍晋三首相が今夏に発表する予定の「戦後70年談話」について、「公明党とも相談して進めていく」との考えを示したことに言及。山口代表は「近隣諸国に理解される内容となるよう、(首相から)求められれば相談に応じたい」と述べた。


一方、平和安全法制について、北側副代表が、日本の平和国家としての歩みと、憲法9条の「専守防衛」の精神は堅持されていると説明。楊副所長は法案策定に至る公明党の取り組みに理解を示した上で、国民や近隣諸国の理解を進めるため、さらに丁寧な説明を求めた。


山口代表と楊副所長は、災害時における協力体制の構築など、両国関係を深めるための政策でも意見を交わした。

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