e参院審議に工夫必要

  • 2015.07.22
  • 政治/国会

公明新聞:2015年7月22日(水)付



平和安全法制 国民理解深める議論に

テーマ別質疑、対案との比較など



記者会見で山口代表


公明党の山口那津男代表は21日午前、国会内で記者会見し、衆院を通過した「平和安全法制」の関連法案の参院審議について、法案のテーマ別に議論をすることや、論点に関して政府や各政党の考え方を比較しながら質疑することなどで、国民の理解を深めるため、「いろいろな議論の工夫を検討してもらいたい」と強調した。


この中で山口代表は、参院審議に衆院の議論を生かすため、「(衆院審議で)網羅的に触れられた論点を整理し、どうしたら国民に分かりやすく提供できるかという議論の姿勢があってもいいのではないか」と指摘。政府案と野党側が示した対案を比べて議論することで「(政府・与党と)対案を出している政党、出していない政党の考え方やスタンス(立場)の違いも明確になる」と述べた。


参院選挙区の「1票の格差」を是正するための選挙制度改革については、参院全体として結論を出すのが遅れていることを反省しなければならないとした上で、「合意形成に各党・各会派が努力し、基本的な案も出そろった」との認識を表明。25日が来年改選される議員の任期満了1年前になることを踏まえ、「早期に参院としての意思を国民に示すべきだ」と力説した

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ