e経緯検証し、責任明確に
- 2015.07.27
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2015年7月27日(月)付
新国立競技場
整備計画見直しは英断
NHK番組で石井政調会長
公明党の石井啓一政務調査会長は26日午前、NHK番組「日曜討論」に与野党の政策責任者らと共に出演し、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の整備計画の見直しや、参院で審議が始まる「平和安全法制」の関連法案について見解を述べた。
この中で石井政調会長は、新国立競技場の整備に必要な費用が大幅に膨らんだことを受け、安倍晋三首相が計画の見直しを表明したことについて、「五輪・パラリンピックに間に合うことを確認し、白紙撤回して見直しを決断したのは英断だ」と評価した。
また、「『キールアーチ』という独特のデザインによって費用が膨らむことは最初から分かっていたのではないか。なぜ途中で把握しなかったのか検証してもらいたい」と指摘。整備計画策定の経緯について検証を行う第三者委員会の報告を受け、「責任の取り方を明確にすべきだ」との考えを示した。
新しい整備計画に関しては、「国民、アスリートの声をしっかり聞いて、五輪・パラリンピックの時に、どの程度の機能が必要か。また、その後の活用をどうするか。そういった(観点から)計画を練っていくことが重要だ」と強調した。
一方、「平和安全法制」の関連法案の参院審議については、「政府は、より丁寧に、謙虚に、分かりやすく説明し、国民の理解が進むよう努力を」と要望。与党としても法案の必要性などについてアピールしていくと力説した。