eTPP交渉 国益確保を
- 2015.07.28
- 政治/国会
公明新聞:2015年7月28日(火)付
「新国立」責任明確に
井上幹事長が政府に要望
政府と自民、公明の与党両党は27日午後、国会内で協議会を開いた。席上、公明党の井上義久幹事長は、28日から関係国の閣僚会合が行われる環太平洋連携協定(TPP)交渉について、「(コメなど重要5項目の再生産が国内で可能になるよう配慮を求めた)国会決議に十分沿うよう国益を確保してもらいたい」と要望した。
また、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の整備計画の見直しについて、菅義偉官房長官は「秋口に(新たな)整備計画を策定して、来年1月には発注したい。間違いなく五輪に間に合うようにし、コスト削減もしていく」と説明。
井上幹事長は、整備計画見直しの決断を評価した上で、「しっかり検証し、責任を明確にすることが大事だ」と強調した。
一方、「平和安全法制」の関連法案の参院審議について、菅官房長官が「誤解が広がらないよう、丁寧に答弁していく」と述べたのに対し、井上幹事長は「国民の理解が進むよう、しっかり説明していくことが必要だ」と力説した。