e重い荷物もラクラク
- 2015.08.04
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2015年8月4日(火)付
太田国交相を"表敬"
建設現場用のロボットなど
「重い荷物もラクラク!」―。太田昭宏国土交通相(公明党)は3日、国交省で、建設現場などで活躍する荷物搬送ロボットや、ロボットスーツ「HAL」を装着した建設作業員らの"表敬"を受けた。開発した筑波大学大学院の山海嘉之教授のほか、公明党の古屋範子副代表、遠山清彦、伊佐進一の各衆院議員、HALを実験導入する建設会社の担当者が同席した。
席上、合計50キログラムの重りと建設資材を乗せた搬送ロボットと、HALを装着した建設作業員の女性が共同で実演。女性は、搬送ロボットに積まれた重りなどを軽々と持ち上げた。HALは腰に取り付けたセンサーで脳からの信号をキャッチし、作業者の意図に沿って動作をサポートすることから、担当者は「重量物の運搬や中腰での作業で力を発揮している」と報告した。
太田国交相は「建設現場でも高齢化が進み、女性が活躍する中で、現場でかなり大きな力になる」と期待を寄せた。