e若者の"選択"が未来開く
- 2015.08.10
- 情勢/社会
公明新聞:2015年8月9日(日)付
新有権者の高校生と懇談
大阪で石川氏
来年夏の参院選から「18歳選挙権」が実現するのを前に、公明党大阪府本部青年局(藤村昌隆局長=府議)は8日、大阪市内で高校生と議員との懇談会を開催した。これには石川博崇党青年委員長(参院議員)、浮島智子党文部科学部会長、樋口尚也党青年局長(いずれも衆院議員)らが出席し、府内の高校に通う3年生のメンバーと意見交換を行った。
18歳選挙権に関する議員側からの質問に対し、参加した高校生全員が「来年の参院選では必ず投票に行く」と回答。また、「選挙権の付与により、家族や友人と政治について話す機会が増えるか」との問い掛けにはほとんどの高校生が「増える」と答えるなど、選挙権拡大を歓迎している様子をうかがわせた。
松原拓真さん(17)は「選挙権がむだにならないよう、若い世代の投票率を高くする対策が必要」と議員側に要望。石川氏は、分かりやすい政治パンフレットの作成や、大学キャンパスへの期日前投票所の設置などに取り組む考えを示した。
政治に対する要望では▽ブラック企業対策▽留学への支援▽若者が政治について学ぶ機会の拡大――といった意見が出された。塚原綾香さん(18)は「経済的な理由で大学進学を断念した友人がいる。奨学金を充実させてほしい」と訴えた。
石川氏は「若い人の声を生かし、日本の未来を開いていく」と決意を語った。