e再稼働 地元の判断尊重

  • 2015.08.14
  • エンターテイメント/メディア
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公明新聞:2015年8月12日(水)付



省・再エネ進め、依存度減らす

川内原発で山口代表



公明党の山口那津男代表は11日午前、国会内で記者会見し、九州電力川内原子力発電所1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働について、原子力規制委員会の厳格な規制基準を満たしたことを踏まえ、「党本部としても(同意した)地元の意向を尊重するとともに、地域防災、避難計画の改善・強化に継続的に取り組んでいきたい」と強調した。


一方で、「国民世論の中には再稼働について慎重な声が多くあることも事実だ」と指摘。公明党として、原発への依存度を可能な限り減らすため、「引き続き、省エネルギーの徹底、再生可能エネルギーの最大限の導入、火力発電の高効率化に向け、全力で取り組んでいく」と力説した。


また、省エネ、再エネの普及に「ある程度の時間がかかることを考えれば、(電力の)安定供給を確保するための再稼働は、厳格な安全基準を満たすことを前提に、住民の理解を得て行うことには理解を示している」と語った。


安倍晋三首相の戦後70年談話に関しては、7日の安倍首相との懇談で、「歴代内閣の談話を継承したことが国民や国際社会に伝わるようにしてもらいたい」「中国や韓国との関係改善に資するものにしてもらいたい」と要望したことを表明。その上で、「首相には、われわれの意見を受け止めていただいたと思っている。首相側が最終的にどう仕上げるか見守っていきたい」との考えを示した。

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