e520人に鎮魂の祈り
- 2015.08.14
- 情勢/社会
公明新聞:2015年8月13日(木)付
日航機墜落事故30年
赤羽氏ら御巣鷹山で献花
520人が犠牲になった日航機墜落事故から30年となった12日夕、墜落現場がある群馬県上野村の「慰霊の園」で、遺族ら約350人が参列し追悼慰霊式が行われた。
墜落現場の「御巣鷹の尾根」の方向を向いて建てられた三角形のモニュメントの前には祭壇が置かれ、遺族は白い菊を1輪ずつ献花。犠牲者の冥福を祈った。墜落時刻の午後6時56分、モニュメントの周囲に並べられた520本のろうそくに火がともされ、黙とうした。
日航によると、106家族406人の遺族が御巣鷹の尾根に慰霊登山をした。
追悼慰霊式に先立ち、公明党国土交通部会の赤羽一嘉部会長(衆院議員)と、新妻秀規副部会長(参院議員)は御巣鷹山を訪れ、山頂付近にある慰霊碑「昇魂之碑」に献花した。党群馬県本部の福重隆浩代表、水野俊雄幹事長、薬丸潔青年局長(いずれも県議)が同行した。
献花を終え、赤羽部会長は「悲惨な事故を二度と起こさないためにも、絶対に事故を風化させてはならない。安全・安心な社会をめざす」と語った。