e常磐線の全線開通早く
- 2015.08.19
- 情勢/社会
公明新聞：2015年8月19日（水）付
検討チームの初会合で
浜田副大臣
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で一部不通になっているJR常磐線の早期全線開通に向け、国と自治体、JR東日本で構成する「避難指示区域内のJR常磐線復旧に係る検討チーム」は18日、復興庁で初会合を開いた。
検討チームは「浜通りの復興に向けたJR常磐線復旧促進協議会」の下に設置され、初会合には促進協議会座長の西村明宏国交副大臣、浜田昌良復興副大臣（公明党）が出席した。
席上、JR東日本は不通が続く富岡（福島県富岡町）―浪江（同浪江町）間における除染試験を今月20日から来年3月にかけて実施すると明らかにした。開通時期は、除染状況に応じて決める考えも示した。
浜田副大臣は「全線開通の時期を一日も早く明らかにし、被災者が希望をもって前進できるようにしていくことが求められている」と語った。
