e犠牲者悼み、復興誓う
- 2015.08.21
- 情勢/社会
公明新聞：2015年8月21日（金）付
広島土砂災害1年で追悼式
斉藤氏が献花
75人が犠牲となった広島市の土砂災害から1年を迎えた20日午後、市と広島県が主催する追悼式が同市中区の広島国際会議場で営まれた。遺族や被災者、国県市の関係者ら約1100人が参列。1分間の黙とうをささげ、犠牲者を悼んだ。
追悼式では遺族の代表があいさつ。土石流にのみ込まれて妻を失った安佐南区の沢本恭彦さん（81）は「（犠牲者に）にこやかに接してくれてありがとうという気持ちを込め『たくましく生き抜くから見てて』と誓いを新たにしたい」と述べた。
式辞で、松井一実市長は「安全安心に暮らせる『まち』の実現にまい進する」と述べた。湯崎英彦知事も「（復興への動きを）一段と加速していかなければならない」と誓った。その後、遺族らが祭壇に向かって献花した。
追悼式には公明党から斉藤鉄夫幹事長代行、栗原俊二、尾熊良一、石津正啓の各広島県議、平木典道、安達千代美、星谷鉄正、米津欣子、原裕治、渡辺好造、西田浩、碓氷芳雄の各広島市議が参列した。
式典後、斉藤氏は「犠牲となった方々のご冥福をあらためてお祈りするとともに、災害に強いまちづくりと被災された方の生活再建を国、県、市が一体となって進めていく決意だ」と話した。
