e核廃絶への原動力に
- 2015.08.26
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2015年8月26日(水)付
国連軍縮会議 広島開催の意義強調
記者会見で山口代表
公明党の山口那津男代表は25日午前、国会内で記者会見し、きょう26日から広島市で国連軍縮会議が開かれることについて、「公明党は、非核化に取り組む行事の誘致を提案してきた。被爆地・広島で軍縮会議が開かれることは画期的だ」と評価し、同会議が核兵器廃絶に向け国際社会が共に前進する契機となることに期待を寄せた。
その上で、11月に長崎市で核廃絶をめざすパグウォッシュ会議世界大会、来年4月に広島市で先進7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)関連の外相会合がそれぞれ開かれることに言及。被爆地で開催される一連の国際会議を通じ、「国際社会の皆さんが広島、長崎を訪れれば、いかに原爆が非人道的か実感できる。それが核軍縮、核廃絶への強い動機付け、原動力となる」と力説した。
一方、世界的な株安の影響を受け、東京株式市場で株価が急落していることに関しては、「この動きを注意深く見ながら、今後どう対応すべきかも含め、冷静に見守っていく」との考えを示した。
また、経済の好循環を地方、中小企業に及ぼすことは自公政権の目標と語った上で、「一朝一夕に完結するものでは必ずしもない。腰を据えて取り組むべき課題」と指摘。
政府と労働界、経済界の代表が協議し、賃金引き上げの推進力となった「政労使会議」を地方でも活用する必要性を訴え、「政府・与党が力を合わせ、地方、中小・小規模企業、個人へ、好循環を促進していきたい」と述べた。