e補正含めた対応議論を
- 2015.08.28
- 情勢/社会
公明新聞:2015年8月28日(金)付
経済好循環の拡大へ
山口代表
公明党の山口那津男代表は27日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、各省庁が提出する2016年度予算案の概算要求がまとまりつつあるとした上で、最近の世界的な株安傾向などを踏まえて、「16年度予算に向け、(景気を下支えするための)補正予算をどう生かすかを含めた全体的な経済への対応を議論していくことが重要だ」との考えを示した。
さらに、自公連立政権として、「経済の好循環を地方や中小・小規模企業へ広げ、家計にも恩恵が届くように、一層、力を入れていかなければならない」と強調。16年度予算案や、さまざまな経済対策に向けて「しっかりといいものをつくれるよう、議論を重ねたい」と訴えた。
参院で審議中の「平和安全法制」の関連法案については、衆参両院の特別委員会での審議を通じて「かなり議論が深まってきた」との認識を表明。野党側の対案や修正案をめぐる与野党の協議に関しては、「与党として提案を真摯に受け止め、(通常国会の)会期の状況を考えると、早く協議のテーブルをつくって合意形成に努力したい」と述べた。