e浄化水放出は安全第一

  • 2015.08.31
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年8月29日(土)付



高木副大臣らに
福島県知事が申し入れ



高木陽介経済産業副大臣(公明党)と東京電力の広瀬直己社長は28日、経産省で内堀雅雄・福島県知事と会談し、東電福島第1原発の原子炉建屋周囲の地下水をくみ上げ、浄化して海に放出する計画について申し入れを受けた。


同計画は汚染水の増加を抑えるための取り組み。25日に同県漁業協同組合連合会(県漁連)が容認を正式決定した。内堀知事は「計画は地元漁協や県漁連が苦渋の思いで容認したものだ。定められた運用基準を順守し、新たな風評被害を招かないよう効果的な情報発信に努めてほしい」と訴えた。


高木副大臣は「計画は汚染水対策で重要なステップ。皆さまの決断に敬意を払い、安全かつ着実に進める」と表明した。

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