e民主は審議に協力せよ
- 2015.09.02
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2015年9月2日(水)付
「良識の参院」に見合う対応を
平和安全法制で山口代表
公明党の山口那津男代表は1日午前、国会内で記者会見し、「平和安全法制」の関連法案を審議する参院特別委員会について、同日が定例日であるにもかかわらず、民主党が審議に応じずに開催できなかったことを指摘し、審議の促進に協力するよう求めた。
この中で山口代表は、法案の参院送付から60日を経過しても議決されない場合、衆院で再可決できる「60日ルール」の適用に民主党が反対し、「『良識の府』にふさわしい議論を」と主張していることに言及。「今の民主党の対応は、この発言と大きく食い違う。矛盾した対応だ」と批判した。
その上で「参院の良識と存在意義に触れた民主党の主張は大事な見識だ。それにふさわしい対応をするものと信じたい」と語った。
一方、8月31日に維新の党・松野頼久代表が、同法案に反対の民主党・岡田克也代表と会談し、連携を強化する方針で一致したことに関しては、「維新がどう対応するか定かではないが、(維新が)出した対案について、真摯に協議を始めている。維新側は、引き続き協議を求めているので、それに応じて協議を続けるべきだ」との考えを示した。